2022.09.29#部活動?サークル
2連覇!『ET ロボコン2022沖縄地区大会』で沖大チームが総合優勝!
「組込みソフトウェア」の設計技術を競うロボットコンテスト『ET ロボコン2022沖縄地区大会』が9月24日に開催され、経法商学科4年次の具志堅蓮太さん率いるチームオキダイがプライマリーコース(競技部門2位、モデル審査部門Gold Model)総合部門で総合優勝という結果を修めました。昨年に続き、2年連続の快挙で、11月に神奈川県で開催される全国大会へ出場します。
チームオキダイが最初に大会に挑んだのは2020年大会、新型コロナウイルス感染症の影響で地区大会が開催されず、全国大会の予選に出場し、惜しくも予選敗退となりました。当時は具志堅さんと八幡幸司先生でチームを組んでの挑戦で、その後2021年2月に開催された「ET ロボコン2020沖縄地区未来IT先駆け大会」のエントリークラスでは見事1位の好成績を修め、昨年はレベルをあげて「プライマリーコース」で総合優勝を果たしていました。過去2年間は仮想空間での大会でしたが、今年は3年ぶりのリアル会場での競技会となり、いままで以上に楽しい大会になったと具志堅さんは話していました。具志堅さんのほか、昨年も参加した知花夢叶さん(経法商学科2年次)と新たにチームに加入した中村圭佑さん(経法商学科4年次)の3人で挑んだ今大会、11月の全国大会に向け、技術向上に取り組んでいます。
Q沖縄大会優勝を決めて
今年は仮想空間ではなくリアルな会場で、実物を走らせることができ、地面の色等外部情報を得て走ることになるのでいままでとは違った苦労もありましたがとても楽しめた大会でした。県大会には7チームが参加したんですが、どのチームも苦戦していて、そのなかで優勝できたのはとても良かったなと思います。全国大会は、レベルが高いものになるので、練習?調整を重ねていきたいと思います。
Q進路について
県外のIT企業に内定が決まっています。車のコンピューターやモーター制御のシステム開発の仕事なので、ロボコンでの経験が活かせる企業だと思います。
Q大学生活をふりかえって
ロボコンにほとんどの時間を充ててきたといってもよいほど、講義とアルバイト以外の時間はロボコンに費やしてきました。プログラムを作成して、実験、検証、手直しという工程がとても楽しく感じていますし、ロボコンのおかげで八幡先生に会え、チームメイトにも会えている、そしてやった分の結果も残せたのでいいことづくしの大学生活でした。
就職活動を通して、学生時代に一生懸命に取り組み、その結果は、成功よりは失敗したほうがよくて、その失敗からいろいろ考えていく、そして改善していくというストーリーが財産になると思います。興味があることや好きな事には継続して取り組むことが大事だと実感しました。
プログラミングが学べる学科に進学したわけではないのですが、自分が学びたいということについては、大学は柔軟に知識を得られる教育機関なんだと思います。